ホウマツムゲン。

色々感想など書きたい

【感想】今更ながらTOX無印をクリアしたのでキャラ主体の感想

テイルズオブエクシリアのジュード編(とマグナ・ゼロ一周目)をクリアしたので感想です。
ネタバレ配慮なしなので未プレイの人は注意してください。


まず私がどういう人間かというと、RPGというものにちゃんと触れたのは大学生から、初テイルズはPS3版のVでした。

今までやってきたテイルズは
DS…H(ただやったのが中学時代+途中で全滅して未クリアのためあまり覚えていません)
PS3…V→S(クラトスルートのみ)→G→X(今回)
PS4…B→Vリマスター
(アニメですがZも見ました。アリーシャとロゼの友情が好きです)
です。

エステル最推しで、それぞれクラトス、リチャード、エレノアが好きです。
(次点でユーリ、リタ、アスベル、ソフィ、アイゼン、ロクロウあたりです。このへんは唯一やってるテイルズのソシャゲであるアスタリアでガチャ追加来たとき回したりします)

それとカップリング(主に男女カプ)が好きなのでそういう目でストーリーを見ていることが多いです。
カプとしてはユリエス最推しでリチャソフィやアイエレも読みます。

戦闘は下手なのでだいたいノーマルモードプレイヤーで、技術よりはレベルで殴るタイプです。

個人的な今までのテイルズの感想(完全に好みの問題ですが)としてはやった順に

・V
キャラクター☆☆☆☆☆
ストーリー☆☆☆☆
戦闘システム☆☆☆☆
ボリューム☆☆☆☆☆
ダンジョン☆☆☆☆

・S
キャラクター☆☆☆
ストーリー☆☆☆☆☆
戦闘システム☆☆
ボリューム☆☆☆☆☆
ダンジョン☆

・Gf
キャラクター☆☆☆☆
ストーリー☆☆☆
戦闘システム☆☆☆
ボリューム☆☆☆
ダンジョン☆☆☆☆

・B
キャラクター☆☆☆☆☆
ストーリー☆☆☆☆☆
戦闘システム☆☆☆☆☆
ボリューム☆☆☆☆
ダンジョン☆☆☆

という感じです。

キャラとストーリーについては完全に私の好みにハマったかどうかで判定。
戦闘システムで評価のいいGfは私には扱いきれなかったのでこんな感じ、それをもうちょっと簡略化してたBは性に合った感じです。VはFSが道中楽で好きでした。
ボリュームはプレイ直後のやりきった感というか満足感で評価してます(なのでGfが低いのはその前にVとSをやったからかもしれない…)
ダンジョンは攻略の楽さです。Sのダンジョンは何回か諦めかけました(攻略サイト見ながらやっても諦めそうだった…)


と、こういう好みをしているというのを先に書いた上での今の所のX(ジュード編)の評価ですが

キャラクター☆☆☆☆☆
ストーリー☆☆☆
戦闘システム☆☆☆☆
ボリューム☆☆
ダンジョン☆☆☆☆☆

という感じです。

一応プレイは100時間以上してるので十分元は取れてるかなと思ってます。
ダンジョンは他作と比べてなんというかめちゃくちゃ楽でした。これがいいと取るか悪いと取るかは人それぞれだと思いますが、主人公二人分(少なくとも2周)が前提である以上めんどくさいギミックが少なかったのは良かったのかなとも思います。
ユミルの森と闇の神殿を2周前提とかだと私さすがに投げそうなので……
ストーリーは後半までは正直あまり入り込めずキャラ萌えでしてたところがあるのですが、ミラ消失あたりから面白くなった印象なのでこんな感じ。
ボリュームとしてはエレンピオスに行ったあと都市一つしか行けないのか…となったのでこの感じです(Sだと2つの世界両方見て回れたのでどうしても比べてしまいますね…設定上もエレンピオスのほうが広いはずなので余計に…)
あとアタッチメントはまだしも服装少なくないですかね!!?他のテイルズもっとあった気がするんだけどなぁ…せめて水着と温泉イベントをくれ……

その他について詳しくはキャラクターごとへの感想で触れます。

ということでキャラクターごとへの感想です。

・ジュード
最初から割と好きなキャラでした。
途中ミラへの盲信に対して思うところがなかったわけではないのですが、ある程度理由に納得ができたのでキャラクター個人への不快感はあまり感じませんでした。
今まで優秀な医学生として、親とのわだかまりのようなものはあったとしても真っ当かつ常識的に生きてきた15歳の人間が、超人的なモノに出会い目の前で恩師を亡くし指名手配され逃亡…となれば目の前の超人的なモノ=ミラを盲信することでしか自分を安定できなかったのかなという認識です。
ミラを信じることで自分の存在を定義していたのかなと…そのあたりがイバルとも似ているかもしれません。
ミラ消失のあと自暴自棄になったのは自分という存在が揺らいだからだと思いました。
今までの人生すべてを失って、指針を失って、どうしたらいいのかわからなくなった状態なんだろうなと…。
終盤のミュゼに近いですね。
ミュゼと違うのはここで「別の強いものに頼る」のではなく「自分の存在を自分で決める」ことができたからだと思います。ここで初めて彼が主人公になったような気がしました。
そしてそれができたのは彼が今までの人生で当たり前のように助けてきた中の一人であるレイアがいたからで、レイアのおかげで「今までの自分」と「これからの自分」に向き合えたんだろうなぁという気がします。
レイアが命がけでジュードを守ろうとするのはちゃんと今までの彼の人生が報われたことと彼の人格が間違ってなかったということの証明だなと。
アルヴィンも「ジュードが俺を焦らせる」という独白をしてましたが、こういう彼が当たり前に持ちすぎて自分で美点だとすら思ってないお人好しさが彼の魅力であり強さなのだと思いました。
黒匣の危険性を知った上でもそれによって生きている人たちを目の前にして切り捨てる判断ができないことは弱さではなく優しさだと思います。
そういう意味で総合的に彼のことは好きです。
あと使いやすいです。ただの医学生強すぎないか?
回復・状態異常回復がありがたいのはもちろん転泡の性能が高い。困ったときの転泡。技の属性が豊富なのもいいですね…輪舞旋風が好きです。
あと秘奥義つっっっっっよくないですか?
めちゃくちゃ使ってたせいかマグナゼロのあと魔装具つけたら攻撃力が7500とかになって爆笑しました。レベル10
0武器で3400とかだったのになぁ!!
フレームレスメガネが似合いすぎるのでよくつけてます。

・ミラ
まだミラ編やってないのでちゃんとわからない部分は多いのですが、キャラとしては嫌いではないです。最後の覚悟と涙とか人間に寄り添い心を理解したからこそ精霊の王たろうとするところとかめちゃくちゃいいと思いました。
ただ、いかんせん「私からの彼女の評価」と「パーティメンバーからの彼女の評価」が乖離しすぎていてちょっと判断が難しいです。
私の中では(特に消失までの間のミラは)あくまでも精霊としての意識が強く人間としては不完全な印象を受けていました。
戦えない(歩けないから戦いに行っても絶対に負ける)のに戦おうとする無謀さや、過去を知ったエリーゼに対する態度などが気になったというか、不完全で歪なところのある子だなと感じていました。
そういうキャラ自体は嫌いではない…というかむしろ好きなのですが、それを受けてのパーティメンバーの評価が「ミラはすごい」「ミラは完璧」「ミラが言ってるから間違いない」なのに違和感を覚えたんですよね……
ジュードは前述、エリーゼは後述の理由でまだ納得できるのですがローエン・レイア(とアルヴィンもかも)はどうなんだ…? と思ったりしました。
意志の強さと無謀さは別だと思っていますし(あのストーリーの流れで言うのなら歩けるように必死にリハビリを続けてジュードに過度なリハビリを止められるとか、歩けるようになる方法または歩けなくても戦えるようになる方法をミラが探すとかの流れのほうがいいのではと思ったり……いやそのまま行っても使命果たせるわけないじゃんと思ってしまった…)、人格的にも人間と感覚違うのもあって完璧な『存在』とは思いませんでした。
完璧な存在は過去を知って落ち込むエリーゼをそのままにして進もうとしないし、自分が言ったことで傷つけてたかもと気づくスキットはあったけどそれを謝るスキットとかストーリーはなかったあたりが余計にそう感じました。
重ねて言うんですがミラ自体は好きなんですよ!! 周りからの反応と私の感覚が離れてるだけで!!
この辺がミラ編で補完されることを願います。
魔法詠唱キャラが苦手なんですが彼女は短く押すと魔技になってくれるので比較的使いやすいですね! スレイヴ時のバインドも便利!
しかし敵に術系が多いと囲まれてピンチになりやすい印象です。私の操作が下手なだけかもしれないけども……
パーティにあまり入れてあげれてなくて魔装具の攻撃力が一人だけ弱いのでなんとかしてあげたいなと思ってマグナゼロ2周目でミラ使ってるんですが使いこなせないです…
私自身が距離を取って詠唱っていうのに向いてない性格すぎるんですよね……ミラルートで克服したい。エアリアル系のスキルを覚えるってことはジュディスみたいなタイプなんでしょうか。だとしたら使いこなせる気がしないぞ……。
お嬢さん衣装可愛すぎてびっくりしました。かわいい、これでポニテしてほしい。

・アルヴィン
めちゃくちゃ好きなキャラです。この作品だと2番目に好き。
体の成長に心がおいていかれてしまった子供という印象。
裏切るけど自分を信じてほしい、信じたいけど傷つきたくないから信じない、許されないことをしている自分が許せないけど人からは赦してほしい。そんなアンバランスさを胡散臭くて人当たりの良さそうな仮面で隠そうとしているキャラだと思いました。
正直彼が裏切りキャラなのは有名すぎて知ってたんですがまさかあんなレベルで裏切るとは思っていませんでした。え、何回裏切ったんだ……? 霊山のを含めると5回位裏切ってません…?
毎回受け入れてくれるジュードに腹を立てているのは「アルヴィン自身が自分を許せていないから」、エリーゼに怒ってもらえて嬉しいのは「毎回自分を信じてくれていることの証明だから」なのかなぁとか……面倒臭いやつですね、好きです。
そういう、何度もどうしようもない自分を受け入れてくれるジュード、毎回自分を信じては怒ってくれるエリーゼ、自分と同じように生きる意味を失い自暴自棄になったジュードを最後まで守ろうとしたレイア、そして信じる道をただ進みつづけて消えてしまったミラを見たから霊山でどうしても彼らを裏切れなかったんだろうなと思います。
その後のエリーゼとの「怒ってくれるのが嬉しい」という会話やエリーゼを心配して拒否されて落ち込む戦闘後会話を見て「だれかに赦してほしかった少年」を感じました。
ジュードもレイアを撃ったこと自体についての謝罪は受け入れてなかったりレイアもちょっと(当たり前ですが)距離を置く中で、自分に対してまっすぐ感情を向けて怒ってくれる≒まだ自分を信じてくれているエリーゼに救いを求めたんだろうなと……そして、あのブランコの問答で20年間求めていた救いを得たんだなと思いました。
「仲良くしてあげますね」は裏切り続け信用を失いそれでも誰かに許されたがっていたアルヴィンにとって一番欲しかった赦しの言葉だったんだろうな…という気がします。
そりゃ世精ノ途飛び込むとき呼び止めて抱えますよね。……いやなんで抱えたんですかあれ?! びっくりした、幻覚かとおもった。元々アルエリいいなと思っていたので白昼夢かと思いました。私はアルエリが好きです。
イヤリングは標準装備させてます。チャラそうなのに執事衣装+片眼鏡とかも似合っちゃうのがこの男ですよ。顔が良ければだいたい似合うんだな……と思ってからのクラトス衣装の似合わなさで笑いました。せめてクラトスの通常衣装ならもうちょっとさあ……まああのベルト衣装着こなせるのがそもそもクラトスくらいな気もします。クラトスもストーリー中2回裏切った(ロイドたちとミトスをそれぞれ1回ずつ)からそこからの着想なんでしょうか。あの天使の羽が生えたアルヴィンを見たいか見たくないかで言ったら見たい。お前は黄昏時みたいな紫とかどうだい……? 個人的にはレイヴンの衣装着てほしかったな…と思ったけど似合いすぎて胡散臭すぎるからだめだったのかな……
あとヴァリアブルトリガー強すぎるしチャージ系スキル手に入れてるかどうかで操作感違いすぎる。スレイヴにしててもガード崩ししてくれて頼もしいしなんだこいつ隙がない。頼もしい。タンクできて近距離DPSと遠距離DPS両方できるのはまじで助かる…。毎回入れてます。
でもエリーゼとリンクしたときの共鳴技大体ネタ感強くて使いづらいです!!! 絶妙に攻撃範囲が狭い!! そこだけ困る!! なんせカプ固定厨なのでエリーゼかジュード・ローエンとしかリンクさせてなくて……すまないアルヴィン……だって称号が「アルヴィン♡〇〇」で説明が「二人はラブラブ」なんだもの……
あ、でもジュードとの共鳴技はめちゃくちゃ使いやすいです。攻撃範囲広い! 技の種類多い! かっこいい!!

エリーゼ
今作で1番好きなキャラです。テイルズ全体の中でもエステルに次いで2番目に好きかも。
正しく子供しているというか、最初から最後まで行動原理に納得できたキャラでした。
親の記憶はなく謎の場所で友達(ティポ)のみを与えられ、かと思ったらハ・ミルに連れて行かれて軟禁からの迫害……12歳じゃそりゃそこから連れ出してくれたりジュードとジュードが心酔しているミラに依存しますね。
すごく素直な子だなという印象で、何度もアルヴィンの裏切りに怒ってるのは「ウソつき」と言いつつも「今度は違うかも」と毎回思ってるってことだよなぁと思います。霊山でのアルヴィンの裏切りにも(自分たち側についたにも関わらず)しっかり怒っているあたり本当に根が素直なんだろうなぁと……。だからこそアルヴィンは嬉しかったんでしょうね。
ラストダンジョンでの「アルヴィンは嘘つきだから無理っていうのは嘘です」みたいなセリフめちゃくちゃ好きです。今までの「アルヴィンは嘘つきです」は怒りや失望の混ざった声だったのにこのときは信頼を感じる声なんですよね……そしてそれはアルヴィンが求め続けていたものなわけで……まあそう言われちゃったらアルヴィンも頑張るしかないよな……。
両親の死を知る→ティポ初期化→ティポ真実を知るの流れでめちゃくちゃ同情してしまいました。
いや、12歳で心の拠り所すべて失ってるだけでもキツイのにそこに心酔してるミラからの無関心とジュードのどうしたらいいかわからなそうな感じ、アルヴィンは同族嫌悪(昔の自分を重ねてそう)なのかちょっと冷たいし、ローエンはフォローが足りない、レイアは励ましてくれてるのはわかるしパーティの雰囲気が暗いのをなんとかしようとしてくれてるのはわかるんですがそれは大人だからわかることであって12歳の少女から見たら「自分のつらい気持ちを蔑ろにして楽しそうにしてる」と受け取られるよなぁと心配してました。いつか爆発するぞこれは……と。
案の定爆発したんですけども。
このへんちょっとネタバレ感想をちらっと見たことがあって、「悲劇のヒロインぶってる」みたいな感想を見たことがあったのでどんな流れなんだろうと思ってたら思ってた以上にフラグ積んで真っ当に爆発してました。
いやここは悲劇のヒロインだよ、少なくとも彼女自身にとっては…と思います。
会いたかった両親は死んでいた、友達は初期化された、そもそも友達だと思ってたものはただの自分の感情にリンクして話すだけのぬいぐるみでしかなかった、ときてメンタルボコボコの子に対してするべき対処を誰もしてねえ…と思いながらプレイしてました。せめてローエンはもうちょい年長者としてフォローするべきだったかな…と。あとは看護師見習いのレイアもパーティの雰囲気より先にエリーゼのメンタルケアを優先してあげるべきだったなと思いました。まあでも15歳の少女にそれを求めるのも酷ですね。
役立たず発言については公式でもフォローがあったようですが、まあ確かに他のメンバーが結構大きな使命に向かっている中でジュードについていきたい! で着いてきてる、回復術は自分のほうが上、そしてそれまでの対応で地雷を踏みまくってるってことで売り言葉に買い言葉(レイアは売ってはないですが)って感じで出ちゃったんだろうなと……。ティポは基本的にシステム上エリーゼ全肯定だから喧嘩らしい喧嘩の経験もなかったんでしょうね。
私自身子供が苦手なんですがその理由の一つに「相手が一番気にしていることを言い当ててしまうけど、それを言ったら相手がどこまで傷つくのかの想像が出来ない」というのがあります。エリーゼはまさしくこれだろうなという気持ち。
なので「正しく子供してるな」という印象でした。
そこからの和解のとき「レイアが傷ついていることに気付いてなかった」のがうわ〜〜正しく子供だ! ってなりました。
失敗から学ぶことが許されるのが子供の特権なので今それができて良かったねという気持ち。
ブランコのシーンは本当に彼女の成長を感じました。アルヴィンに対して戦闘後会話で冷たくしてたりもしたのに、アルヴィンの独白を聞いて孤独を分かち合ったというか、「レイアを傷つけてしまったときの自分」と重ねたのかなと……。だからこそ仲直りできるんだよ、していいんだよという意味のほっぺちゅーなんでしょうね。あれもアルエリ好きすぎて見えた幻覚かと思いました。
使用感は正直わかんないです。いやホント詠唱キャラ使えないんですよね!!!とりあえずティポバスターが当てづらいです!!(アルヴィンのとこでも書いた)
一応ちょっと触ってみた感想としては詠唱時間減のアイテムとスキル付けてるとすごい速さでとんでもねえ技撃つなこの子! という感じ。ヒーラーなのもあってか通常攻撃は遅めだし術で戦うタイプってことですね……前衛がいない闘技場ソロはできる気しません。
回復たくさんしてくれるいい子。助かる……。回復してくれるキャラはたいてい好きになります。脳みそがバーサーカーなので助かるんだ……。
常にパーティに入れてたらスキルの影響もあってレベルが最初にカンストしました。
でもラスボス戦での加入はラストでした。アルヴィンとペア組ませすぎた……。だってジュード使用でエリーゼは回復だから固定で好きだからアルヴィン入れてってなると自動的に最後一枠がミラかレイアになること多くて……ジュードとリンクさせてたの称号狙いのとき(初期)くらいじゃないか…?
カラバリがアルヴィンとおそろいっぽくて可愛い。というかアルヴィンのカラバリ、スカーフの差し色ティポ色だしお揃いですよね? ね?
ティアラや猫のヘアピンをよくつけさせてました。とても似合う。学園衣装のツインテールはいいぞ。

・ローエン
正直いまいち印象に残ってないです……。減点方式だと90点くらいだけど加点方式だと30点みたいな印象になってしまいました。
なんだろう、要所要所でアドバイスをくれたり過去の因縁が語られるんですけど、いわゆる本編の「前日譚」なんですよね……
本編より前に彼のクライマックス自体はもう終わってしまっていて、終わったと思っていた本の続きをまた開いて読み始めたようなキャラクターだと感じました。なのでいかんせん感情移入がしづらくて(上巻読まずに下巻読んだような気分?)まだしっかりキャラクター造形がわかってなかったりします。
昔すごかったこと、昔重要人物たちと交流があったこと、色々語られるんですが、あくまで昔の話であって今のローエンがどうなのかについてもっと語ってほしかったなぁと思ったり。
………………とか思っていたら昔好きな人を亡くした過去の話をされてひょえってなりました。おま、そういうことは早く言ってくれよ……こっちにも心の準備があるんだよ……!!
そこで気付いたんですが、彼は主人公たち若人にバトンを託すためのキャラなんですね。天才である指揮者イルベルトがなし得なかった「友と共に歩く」「愛した人を守る」……そんなことをちゃんと若人ができるようにするための先導者にして指揮者。更にそれを成すために必要な知識や技術、そして地位といったどうしても一朝一夕では得られないものを必要に応じて与えてくれるための人。バトンを渡す側だからこそ自分が出張るのは無粋、ということなのかなぁと思いました。
若者の可能性を信じ、若者たちの未来とその決断のために力と胸を貸す。いい歳のとり方してますね……。
戦闘後のアルヴィンとの会話が両方好きです。「狙った獲物は逃しません」の方も「ツアーコンダクター」のほうも。意外とオヤジギャグ好きなのもカワイイです。
帽子用の髪型で三編みしてるのが好きです。あとアタッチメントに片眼鏡つけたら外せなくなりました。似合いすぎる。元々ついてなかった? (存在しない記憶)
戦闘な相変わらずさわってないんですが、スレイヴ時のオートマジックガード助かるーーー!! マグナ・ゼロでめちゃくちゃお世話になってます。

・レイア
なぜか私はCV早見さんのキャラが苦手になる率が高いので心配してたんですが杞憂でした。作中では3番目に好きです。
明るいいい子! 頑張り屋! この子が近所に住んでたら楽しいだろうなと思います。幼馴染だと元気すぎて大変そうですが。ね、ジュードくん!
最初から最後までジュードのために動いてたキャラでしたね。その中で大きな時代の渦に巻き込まれて周りとの志の違いや自分という存在の意義に悩んでいたのが印象的です。
まあ、好きな人がきれいな女の子連れて帰って来た! なんか大変っぽい! 手伝う! ってやってきたら思ったより大事で自分の考えの浅さみたいなものを感じちゃったんだな……と思いました。最後にはローエンの助言もあって「私がここにいる意味、私が頑張る理由はそれでいいんだ」と納得できたのが好きです。私はどんなに他人からみたら陳腐でも意味がなくても、それが自分の自分である理由だと胸を張れるなら素晴らしいことだと思っているしそういう子が好きなので……。
ハ・ミルでのアルヴィンとの戦いとかがいい例ですよね。昔自分が辛いとき支えてくれたジュードが辛くて辛くて落ち込んでしまっているのをなんとかしてあげたい、でもどうしたらいいかわからない。けれど、今ここで命を賭けてでもジュードを助けることはできる! という覚悟、好きです。そのおかげでジュードの中にあった「ミラみたいになりたい、ならなきゃ」という思いが、「ミラみたいになりたい、でも自分にはまだなれない。だけどそれに向かって歩いていくことはできる」という最後の方の成長に繋がったんだなと思っています。
衣装もふわふわで可愛いです。ヘッドドレスもいいしあの首元の長いレースもかわいい。外見だけだと一番好きかも……。カラバリでピンクっぽくなるのも好きでした。
ジュードもそうなんですけどバクステ回避が下手すぎてなかなか称号が取れないキャラです。技は使いやすいんだけどなあ……
上空に打ち上がってからの撃ち落とし技のコンボが好きすぎて毎回使ってしまう……ミラより空中戦してませんかね……そのせいで闘技場ソロではよく落ちます。つらい。
アイテム系スキル覚えまくるので私の最初の印象は「ラピード!お前ラピードだな!!!?」でした。だいたい合ってた(?)アイテムスティール便利でレベリングで行ったタタール冥穴で死ぬほど盗んでました。おかげで全お店のランクが100になれました。感謝。
アルヴィンとの息のあった勝利のポーズも好きですしミラトの何気ない会話も好きですしエリーゼとの歳の離れた姉妹系の付き合い方も好きです。
ラスボス戦に最初に駆けつけてくれたキャラ。ありがとうたすかったよ……エリーゼがラストだったから彼女が来てくれなかったら死んでました。


とりあえずエクシリアの感想は以上です!
マグナゼロ3周目終わったらミラルートします!!